烏原貯水池周遊

実施日：2024年8月12日（月）晴れたり曇ったり

参加者：CL:Sa.Yok　SL:N.Tak　Hor　Ham　K.Tak　Kot　M.Yam　Sak　Nak　Saz　Tan　11名

コース：鵯越駅9:20～三日月橋～烏原貯水池周遊路を東～11:15ランチ11:45～立が畑堰堤～烏原貯水池周遊路を西～三日月橋～鵯越駅13:05

ゆっくり森の中を歩きましょう！！　おや？何か探しています・・・

実は、セミの抜け殻を探しながら歩き始めました。４日前はオスばかり見つかりました。今日はメスが見つかるといいな！！
アブラゼミの左がオス、右がメスです。分かりますか？次々見つかりました。お尻の突起を見れば、わかります。これは突起が１つ・オスこちらは、突起が２つ・産卵管があり・メス

裸眼で観たり・ルーペで観たり　最初は分かりにくいですが、これか！！と納得できればOKです。オスやメスやと声が上がります。

駅の下の公園から、大木がたくさんあります。これはクスノキ３人で手つなぎしています。太さが伝わりましたか？　何故こんな大木がここには？？

　
舗装道に出ました。イヌビワの実がたくさん・雌木の実は食べられます。イヌビワコバチと共生している話の後だから、虫がいたら嫌だと言ってた方も、虫がいないのが分かると試食してみました。イチジクそっくり・甘いです。大きな実を発見！　カラスウリかな？キカラスウリかな？　何色になるかな？　花が見たかったよ。
烏原村の由来や98戸414人が暮らしていたことを、立て看板から知りました。亀の甲の東屋に到着。早いランチ。ゆっくり時間が流れました。

食後、セミの抜け殻を皆で分けています。

左はヒグラシのオス・右はアブラゼミのオス　　途中で羽化を失敗した個体も見つかりました。厳しい世界です。

小さくて丸っこくて、全身に泥が付いています。ニイニイゼミが結構見つかりました。

お尻を見ながら、オスとメスに分けました。皆自信を持ち始めたみたい・・・夏休みの自由研究みたい(笑)

オスとメス同数くらいです。

東屋からの貯水池です。ダムを作ることになった背景や歴史・160個の石臼のこと・線香の材料等、交代で資料や案内板を読んで皆で聴きました。高さ110尺・33.33ｍ堤長122.42ｍ・アーチ型重量式ダム・『立ガ畑堰堤』スゴイ技術力！！
堤の真ん中に立つ建物　左から「養而不窮」やしないてきわまらず　　水源涵養林について資料を声に出して読んでもらい聞きました。
午後は、午前中の対岸、休憩を挟みながらみんなニコニコ笑顔。
水の音が涼し気です。小さい魚やエビがたくさんいます・・・手を濡らす人・タオルを絞る人・カメラを向ける人・小動物をすくおうとする人・石をグルっと渡る人・座ってお喋りする人皆それぞれ・・・
大きなクスノキの下で、日陰は、本当に心地が良い。明治時代に植えられた樹木が、伐採されることなく今日まで残って来たようです。水源涵養林・私達にとっての命の水は、植物たちが生み出してくれているのですね。
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酷暑の折、早めにゴールしました。平坦で木陰があり、真夏でも楽しめたようです。たまたまセミの抜け殻調査みたいになりましたが、皆さんハマったかもしれません。

それぞれ興味は違いますが、みんなで共有する時間は刺激があって興味深いです。ひさしぶりの例会参加の方とも、お喋り出来て嬉しかったです。又ご一緒しましょう。

報告　Sa.Yok