播磨の国風土記を訪ねて 『北条街歩き』

実施日：２０１７年１２月１２日（火）　天気：晴れ 時々風花が舞う
参加者　４名　CL:Shim SL:H.Kot Yu.Kaw Repo:S.Kot
コースタイム：10:30北条鉄道北条町駅　10:50大歳神社　11:00酒見寺　11:15住吉神社　11:40五百羅漢（昼食）　13:00大信寺　13:10西岸寺　13:20旧家の街並み　14:00笹塚古墳　14:10マンジュウ古墳　14:20玉丘古墳　15:00加西市民会館　15:40北条町駅

神鉄粟生線と北条鉄道に乗って北条の街を訪ねる今例会は、この冬最強の寒波が襲来する中を４人の参加で実施されました。

北条町駅ではクリスマスの特別列車が幼稚園児たちにサービスされていました。

クリスマス一色の北条町駅です。

立派な酒見寺（さがみじ）の山門です。

同じく酒見寺の多宝塔です。国の重要文化財に指定されています。

謎に包まれた五百羅漢石仏です。

国の登録有形文化財に指定されている大信寺は小田原藩大久保家の菩提寺です。小田原藩は富士山の噴火によって本来の領地で農作ができなくなり、各地に領地を与えられましたがこの北条もその一つだったのです。


漆喰を塗った上に鏝（こて）で描き出した鏝絵。街並みに唯一残る作品です。

加西市最古の道標です。享保１３年のもので、右　やしろ　大阪　京　左　明らくじ　たんば　と書いてあります。「やしろ」は加東市社町、「明らくじ」は西脇市明楽寺町のことです。

玉丘古墳です。二人の皇子に愛されながらも、ついに結ばれることなく生涯を閉じた根日女（ねひめ）の美しくも悲しい物語が播磨風土記に描かれています。

根日女の石棺が置かれていたと思われる場所です。全体は堀に囲まれた全長１０９メートルの前方後円墳で、県下６番目の大きさを誇ります。

道中の終わりに休憩させてもらった加西市民会館です。

見るものすべてが素晴らしく、今まで知らなかった加西・北条の魅力を堪能できた旅でした。